ケア理容師:高齢者・病気療養、お宅にうかがいます 41人誕生、来月から

散髪、顔そり、さっぱりと!!


高齢者や病気の人の自宅へ出かけて散髪する、県理容生活衛生同業組合田辺支部(高田修支部長、150人)認定の「ケア理容師」が、県内で初めて田辺市、白浜町、上富田町、すさみ町に計41人誕生した。7月から活動を始める。【吉野茂毅】


依頼者側と日時を打ち合わせて訪問し、散髪、顔そりを40~50分で行う。料金は3500円。


昨秋、同支部内で、高齢化社会に積極的に応えようと計画が持ち上がった。厚生労働省、県、市に見解を求めたところ問題はなく、昨年11月、初の研修会を開催。今月上旬の3回目の研修では、会場に車椅子、ベッドを準備して実地学習を行い、3回計8時間の受講者を「ケア理容師」と認定した。


認定は「要介護者への安心、安全、快適な心ある理容ケアを施し地域社会福祉貢献に寄与する」「更新は支部主催の研修の受講を認定更新とする」など8項目の基準があり、認定証と顔写真付き身分証明が交付される。


また、「復習心得及び注意点」が10カ条あり、「名前で呼びかける」「尊厳を傷つけない」「病状、症状を把握する」「プライバシーの守秘義務をはたす」などを徹底している。高田支部長は「利用者に『さっぱりした。気持ちよかった』と言っていただけるよう取り組みたい」と話している。


利用の問い合わせは同支部事務局の「ヘアーズのTAKADA」(0739・22・4947)。


毎日新聞
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