健康教室が人気 田辺市内の公民館
田辺市内で公民館が開いている健康づくりや介護予防の教室が人気だ。楽しく簡単に運動できるため、地元の人々の憩いの場にもなっている。住民が主体となって開いている地域もあり、公民館の主事らは「他の教室に比べて定期的な参加者が多い」と話している。
芳養地域
芳養地域の3公民館では、昨年7月から「健康運動教室」を開いている。月1回、芳養、中芳養、上芳養公民館で開き、3月まで予定している。
毎回、市の理学療法士の指導で「筋トレ体操」というタオルやいすを使う運動と、希望者には血圧検査と健康相談をしている。音楽に合わせて足踏みしたり、タオルを使って転倒予防になるフットケアをしたり、高齢者でも気軽に取り組めるため、約50人が毎回参加している。
芳養町の東日出子さん(81)は「普段使わない筋肉を使うので良い。コミュニケーションの場でもあるので教室を続けてほしい」。芳養婦人会の山本とし子さん(65)は「自分ではなかなか運動しないが、大勢ならできる」と話している。
ひがし
南新万のひがし公民館は、ひがしコミュニティセンターで今年1月~3月、「わかやまシニアエクササイズ教室」を週1回開いている。
県と和歌山大学が考案した高齢者向けの運動プログラム「わかやまシニアエクササイズ」を市のやすらぎ対策課の職員が指導している。
音に合わせて踏み台を上り下りする運動で、健康づくりや介護予防になる。年齢や体力によって踏み台の高さを変えられるため、自分のペースで運動できる。計12回続けて参加できることを条件に募集したところ、定員20人を上回る応募があった。家庭での運動記録を週1回提出することにより、日々の運動の継続を促している。
同公民館の小西辰徳主事(24)は「今は教室として開いているが、サークルとなって地域に広がっていけば」と話している。
上秋津
上秋津の上秋津公民館では10年ほど前から、市健康増進課の協力で介護教室を始めた。5年の期限付きだったが、まちづくり団体「秋津野塾」が引き継ぎ、同公民館で月2回、「いきいき健康増進」と題して教室を開いている。
参加者は70~90歳で20~30人。地元の元看護師が参加者の血圧、体重を測定して健康相談に応じ、地元ボランティアが健康体操を指導している。月ごとにグラウンドゴルフや囲碁ボールなど、屋外での運動も組み合わせており、一人暮らしのお年寄りの参加も多いという。
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