福祉職の就職説明会 162人来場、田辺
福祉職希望者を対象にした就職説明会が10日、田辺市文里のガーデンホテル・ハナヨアリーナであり、若者や中高年の男女ら162人が来場、27施設が参加した。近年では入場者、求人施設とも最も多く、会場は活気にあふれた。
市社会福祉協議会内の紀南福祉人材バンクが、福祉の現場への就職活動を応援しようと1998年から、年に2回夏と冬に説明会を開いている。夏の開催で見ると、入場者数と参加施設は2004年が132人と25施設、05年が133人と20施設だった。夏は学生、冬は一般の来場が多いという。
求人側は今年、福祉施設や病院などが参加。会場に、各団体の担当者と就職希望者が個別面談するコーナーが設けられた。人材バンクによると、今年の傾向としては看護師の求人が多かったという。
志望に合った就職先を探そうと、来場者らは真剣な表情で資料を眺めたり、直接面談で仕事の内容や採用状況を質問したりした。
福祉関係の大学に通う男性は(22)は「知的障害者更生施設への就職を目指しているが、4月に施行された障害者自立支援法の影響で福祉施設は人員を削減する傾向にあり、採用人数は少ない」と顔を曇らせた。来春に卒業を控えているが、状況は厳しいという。
介護福祉士の資格を取るため専門学校に通っている女性(19)は「各施設の仕事内容などを聞くために参加した。将来の参考になれば」と話した。
参加団体の一つは「福祉は人が命。福祉の現場で頑張りたいと希望する人たちが力を発揮できるような職場環境にしていかなければならない」と指摘した。
和歌山市では、県社会福祉協議会主催の「福祉の就職フェアわかやま」が29日午後1時~3時半、同市友田町のホテルグランヴィア和歌山で開かれる。
紀伊民報
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