県が長寿プラン策定 介護予防に重点

県は、2006年度から08年度までの3年間の高齢者施策の目標などを定めた「わかやま長寿プラン2006」を策定した。介護予防に重点を置いたのが特徴で、08年度の要支援・要介護者数を04年度末に比べて5390人増の5万5306人に抑えるとの目標を掲げている。


県は03年3月に5年計画の「わかやま長寿プラン2003」を策定しているが、高齢者が要介護状態になったり、重度化したりするのを防ぐ介護予防を重視した改正介護保険法が1日に施行されたことを受け見直した。


プランは08年度の高齢者(65歳以上)数を、04年度末比1万6176人増の26万4108人になると推計。それに伴い要支援・要介護者数も増えるが、県長寿社会推進課は「介護予防に取り組むことで、要支援・要介護状態になる人が増えることを抑えることができる」としている。


具体的な取り組みとして、06年度中に全市町村が責任主体となって設置する「地域包括支援センター」が、要支援者が要介護状態にならないように計画を立てる。


メニューとしては、介護予防のためのデイサービスや足腰の機能回復などに取り組む通所リハビリテーションの08年度の利用回数をデイサービス43万8540回、通所リハビリ12万5693回と見込んでいる。


また、県内の介護サービス事業所が行うサービスの料金や職員の人数、行った介護サービスの記録を適正に管理しているかどうかなどについても調べ、10月以降にインターネットで公開する。同課は「高齢者や家族が事業所を選ぶ判断材料にしてもらうことで、事業所がサービス向上に努力することにつながれば」と話している。


紀伊民報
タグ: