老老介護の妻を容疑で逮捕 寝たきり78歳を殴る

富山北署は25日、介護中の夫の背中などを掃除機の柄で殴って外傷性ショックのため死亡させたとして、富山市岩瀬港町、無職、須藤恵美子容疑者(72)を傷害致死の疑いで逮捕した。


調べでは、須藤容疑者は昨年11月1日午後6~7時ごろ、自宅居間で、夫秀治(ひでじ)さん(当時78歳)の尻や背中を掃除機の柄で数発以上殴り、同日午後10時~翌日午前2時の間に死亡させた疑い。須藤容疑者は「言うことを聞かずむずがったのでたたいた」と供述している。


遺体発見時、秀治さんの背中などに多くのあざがあり、同署は司法解剖を行うなど、捜査を進めていた。あざの中には、かなり以前にできたとみられる跡もあり、同署は須藤容疑者が秀治さんに対して長期間にわたって暴力を振るっていた可能性があるとみている。


須藤容疑者は秀治さんと2人暮らし。秀治さんは認知症などのため、一人での食事や入浴が困難で、ほぼ寝たきりだった。須藤容疑者は昨年4月から介護に専念していた。【蒔田備憲】


毎日新聞
タグ: