若年認知症:家族への支援訴え、闘病中夫妻講演-18日・県民共生センター

悩み聴いて…現役世代が発症、介護者がうつ病も


65歳未満で発症する「若年認知症」。闘病中の夫妻を招いての「若年認知症の本人と介護家族のお話を聴く会」が18日午後2時から、富山市湊入船町の県民共生センター・サンフォルテで開かれる。


認知症の人と家族の会県支部の主催。若年認知症は、現役世代が発症して仕事への意欲を持ったまま職を失うなど、高齢者の認知症とは異なる悩みを抱えることが多い。同会は昨年11月、県内の40~60歳代の患者、家族7組で体験などを話し合う「てるてるぼうず会」を作り、情報交換会などを開いている。


今回のゲストは、約3年前に発症しながら前向きに生きる大分県の元公務員、足立昭一さん(58)と妻由美子さん(49)。昭一さんはバドミントンの名コーチとして全国を駆け回っていたが、会議の内容が分からないなどの症状が出て、2年前に退職した。その後、由美子さんの支えで、実名を公表して全国で患者への理解と家族への支援を訴えている。


同支部の勝田登志子さんによると、子どもの縁談に差し支えるなどの理由で病気を表に出さず、家に閉じこもってもんもんとした日々を送る人も多い。介護者がうつ病になるケースもあるという。当日は別会場で相談も受け付けており、「当事者もそうでない人もぜひ参加を」と呼び掛けている。


参加無料。申し込みはファクスで同支部(076・441・8998)。【青山郁子】


毎日新聞