富山市が中心部に温泉療法施設 介護予防に活用
富山市は新年度、市中心部で温泉療法拠点施設の整備に着手する。小学校統合で新年度に廃校となる星井町五番町小の跡地で温泉掘削に乗り出し、二〇一〇(平成二十二)年四月の開設を予定する角川介護予防施設(仮称)に、温泉を活用した身体機能維持や向上の設備を整える。新年度当初予算案に、施設の基本設計と小学校解体費用を含めて約二億四千万円を計上する。
市中心部では温泉を活用したホテルなどが立地しており、市福祉保健部が調べたところ、市内では千五百メートル程度掘れば温泉が出ると見込まれることから、掘削する方針を決めた。
介護予防施設は、市民の寄付によって市角川記念高齢者福祉事業基金が創設されたことを受け、建設が計画された。温泉掘削が可能な星井町五番町小跡地を建設地とし、「温水エリア」「パワーリハビリテーションエリア」を備えた介護予防、リハビリの拠点となる。
温泉療養施設は温水エリアの一角に設けられ、虚弱高齢者などを対象にした身体機能の維持、向上を図る設備として活用される。市は今後、大学教授などから助言を得ながら、温泉の詳細な活用方法を検討する。
温泉を掘削するにあたっては、県に対して温泉法に基づく許可申請を行う必要がある。市は新年度の申請を予定しており、県は県環境審議会温泉部会に諮問したうえ、答申を経て許可する運びとなる。
富山新聞
タグ: 介護予防
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