コムスン:障害者サービスも不正、2事業所指定取り消し

訪問介護大手「コムスン」(港区)が虚偽の事業所指定申請をした問題で、都は26日、障害者サービスの指定申請でも不正があったとして、同社の江戸川中央ケアセンターなど2事業所に対し、障害者自立支援法に基づく10月31日付の指定取り消し処分をした。また、同様の虚偽申請をした芝浦ケアセンター(5月16日廃止)など、既に閉鎖した5事業所を取り消し処分相当とした。7事業所が不正受給した自立支援給付費は、04年6月から今年5月までで総額5500万円に上る。


都福祉保健局によると、他に指定取り消し・取り消し処分相当となったのは、▽平和台▽石神井公園(5月22日廃止)▽板橋本町(5月31日廃止)▽大鳥居(同)▽明大前(同)――の五つのケアセンター。これらの事業所では、勤務する予定がない職員名を記載した申請書で、自立支援法に基づく障害者福祉サービス事業所としての指定を受けるなど、虚偽の指定申請をしていた。また、専従の施設管理者を置くことや、1事業所当たり介護員2・5人とする同法の人員基準未満で事業所を運営していた。


また、処分相当となった5事業所のうち、芝浦、石神井の2カ所は、同局が介護保険法に基づく指定取り消し処分をする直前に廃止届を提出しており、「処分逃れの可能性が高い」(同局)という。【夫彰子】


毎日新聞