負担重く「放棄」増加も 九州介護福祉士が研修会

2007年 07月 01日 (日) | Category : 沖縄県の介護ニュース

九州ブロック介護福祉士研修会(主催・日本介護福祉士会、県介護福祉士会)が二十九、三十の両日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開かれ、県内外から約四百六十人が出席した。


三十日は「高齢者・障がい者とともに生きる社会を目指して」をテーマにシンポジウムが開かれた。パネリストに県脳卒中等リハビリテーション推進協議会の伊波栄信会長、介護を考える女性の会の堀川美智子共同代表、沖縄脊髄損傷者連合会の上里一之会長、県介護福祉士会の大城通雄会長、コーディネーターをフリーライターの山城紀子さんが務めた。


堀川さんは母親の在宅介護サービスの利用で毎月約四十五万円かかることを取り上げ、「母の望む介護をしたいが、家族は経済的、肉体的、精神的にも負担が多い。医療や介護施設の増設が見込めず、経済的負担でネグレクト(放棄)の高齢者が増える可能性がある」と指摘した。


また、定期的に介護者の集いを開いており、「介護者も悩みを抱えているが、支援が少ない。介護者の思いを吐き出す場が必要」と声を上げた。上里さんは自身のホームヘルパーの利用時間について「決められた時間に合わせながらの生活になり、外出時間も制限されている。障害者自立支援法は次々と問題が上がっており、法の中身を見直してほしい」と話した。


沖縄タイムス
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