移動散髪屋登場 お年寄り「上等」 宜野湾

2006年 07月 01日 (土) | Category : 沖縄県の介護ニュース

体が不自由で美容室に行きにくい人に散髪を楽しんでもらおうと、理容師の盛島猛さん(47)=那覇市三原=はこのほど、荷台が美容室となっている移動福祉理美容車を購入。30日、宜野湾市宜野湾の通所介護施設「ふれあい介護センター」でお披露目し、利用者のお年寄り11人の髪を切った。福祉施設などに出向いて散髪できる同車は全国で60台が稼働しているが、県内導入は初めて。


移動福祉理美容車は荷台に鏡やシャンプー台、紫外線消毒器など、店の設備をそのまま完備。一度に四人が散髪でき、出入り口には大型垂直リフトが備えられている。


県内で五店舗の美容室を運営する盛島さんは、十年前から老人ホームなどで清掃などのボランティアをしてきた。しかし「仕事である理美容を通してできることがあるのではないか」と思い、同車を約二千万円で購入。移動理美容室ちゅらを立ち上げ、今後は事業展開していくという。


お披露目式で、お年寄り十一人は同車で理美容師によるカットやシャンプー、ブローを無料体験。久しぶりのプロによる散髪に「上等」を繰り返した。宜野湾市普天間の与儀安一さん(86)は「グッドだった。久しぶりの散髪屋は気持ちよかった」と満足げに話した。


料金は未定だが、盛島さんは「二千―二千五百円ぐらい」を考えている。問い合わせは移動理美容室ちゅら、電話098(942)4134。


沖縄タイムス
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