介護保険料254―381円上げ
県内二十八市町村で構成する県介護保険広域連合(会長・宮城篤実嘉手納町長)は二日、四月からの介護保険料について、六十五歳以上が支払う基準額(月額)を、ランク別に二百五十四―三百八十一円の幅で引き上げることを決めた。保険料は三つのランクに設定され、今回ランクが移行した伊平屋、渡嘉敷、北大東と旧玉城村は引き上げ幅が千三百七十円となり最大。引き下げ幅が最も大きかったのは宜野座村で、八百三十一円だった。
介護保険は二〇〇〇年にスタート。三年ごとに保険料が見直され、今回は第三期(〇六―〇八年度)の改定。
第二期(〇三―〇五年度)改定時は、各市町村が算定した内容を積み上げただけだったが、今回は〇三年度に立ち上がった広域連合が構成全市町村にヒアリングし、被保険者や利用者の推移、サービスの数量などを勘案し算定した。
広域連合執行部は一日の同議会定例会で保険料改定案を提案する予定だったが「内容が不整備」として取り下げ、二日の定例会直前まで内容を調整して提案、承認された。
保険料の増減について、同連合の吉浜朝保総務課長は「第二期の実績で給付費が伸びたところは保険料が上がり、利用者が見込みより少なかったところは下がった。第二期改定時の見込みと実績の差」と説明した。
新たな基準額は、月額で第一ランク三千五百二円(現行から二百八十五円増)、第二ランク四千五百八十七円(同二百五十四円増)、第三ランク五千六百六円(同三百八十一円増)。
年額はそれぞれ四万二千二十四円(現行から三千四百二十四円増)、五万五千四十四円(同三千四十四円増)、六万七千二百七十二円(同四千五百七十二円増)。
市町村別では、旧玉城村や渡嘉敷村、伊江村など合併前の二村を含む六市町村が第一から第二、第二から第三へランクが移行。基準額も上がったため千二百七十三―千三百七十円引き上げ。逆に宜野座村や与那原町、旧大里村はランクが下がり、八百三十一―六百三十八円の引き下げとなった。
沖縄タイムス
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