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きょうからバラ園公開 和気の「もりおか友遊ハウス」

わが国の高齢者介護は、1963年に老人福祉法が制定された以降、70年代の老人医療費の無料化、80年代の老人保健法の制定、90年代の福祉8法の改正・ゴールドプランの制定など、人口の急速な高齢化が進む中で、時代の要請に応えながら発展してきた。


2000年4月から実施された介護保険制度は、措置から契約への移行、選択と権利の保障、保健・医療・福祉サービスの一体的提供など、わが国の高齢者介護の歴史においても時代を画す改革であり、介護保険制度の導入によって高齢者介護のあり方は大きく変容しつつある。


わが国の平均寿命は世界でも最高水準となった。高齢期は今や誰もが迎えると言ってよい時代となっており、また、高齢者となってからの人生も長い。その長い高齢期をどのように過ごすのかは、個人にとっても社会にとっても極めて大きな課題となっている。


人生の最期まで、個人として尊重され、その人らしく暮らしていくことは誰もが望むものである。このことは、介護が必要となった場合でも同じである。


そうした思いに応えるためには、自分の人生を自分で決め、また、周囲からも個人として尊重される社会、すなわち、尊厳を保持して生活を送ることができる社会を構築していくことが必要である。また、高齢者介護においても、日常生活における身体的な自立の支援だけではなく、精神的な自立を維持し、高齢者自身が尊厳を保つことができるようなサービスが提供される必要がある。


介護保険は、高齢者が介護を必要とすることとなっても、自分の持てる力を活用して自立して生活することを支援する「自立支援」を目指すものであるが、その根底にあるのは「尊厳の保持」である。


今、私たちの直面する高齢者介護の課題をとりあげたい。


17日、和太鼓演奏などのイベント開催


和気町日笠上の介護予防施設「もりおか友遊ハウス」で、利用者が育てているバラが花をつけ始めた。16日から31日まで「バラ祭り」としてバラ園を一般開放。17日に和太鼓演奏などのイベントを開く。


同ハウスのガーデニングクラブに所属する11人が420平方メートルで89品種、221株を栽培している。ことしは暖かい日が続き、開花は例年よりやや早め。現在は早咲きのつるバラなどが見ごろ。白や赤、黄色などの花が競うように開いている。


ガーデニングクラブ副会長の草加己木次さん(80)=同町日笠下=は「山あいの静かな環境で、ゆっくり花を観賞してほしい」と話している。


公開時間は午前9時から午後5時まで。入場無料。ガーデニングクラブ以外の利用者の絵手紙やパッチワークなども展示する。17日は午前9時半から隣の日笠小学校児童の和太鼓演奏のほか、ばらずしやうどんなどの販売を行う。問い合わせは同ハウス(0869-92-2192)。


山陽新聞
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