統廃合で空いた中学校校舎を福祉施設に改修した小規模多機能型居宅介護事業所「ケアポート生き活き館菅生」の落成式がこのほど、新見市菅生の旧菅生中であった。「跡地を福祉に活用して」という地元の要望が実現した。【金森稔】


同施設は岡山市の社会福祉法人・生き活き館(柏本行則理事長)が整備。小規模多機能型居宅介護事業は、06年の介護保険法改正で制度化された地域密着型サービスで、通い、訪問、宿泊のサービスを包括的に提供する。


菅生中は04年に熊谷中との統合で閉校された。地元住民を中心に跡地問題を協議し、福祉利用を関係機関に要望してきた。旧校舎は2階建て延べ約1300平方メートルで、1階の校長室と職員室の計約220平方メートルを改修。床、洗面台、流し台など既存設備を有効利用し、約10平方メートルの宿泊部屋9つと食堂、浴室、車椅子用トイレなどを新たに配置した。


石垣正夫市長は「行政だけでなく、地元と協働して実現した。地域活性化につなげたい」と祝辞を述べ、柏本理事長は「地域に喜んで頂けるサービスを展開し、総合的な地域の拠点づくり、福祉のまちづくりを目指したい」と話した。


問い合わせは同館(0867・78・9966)。


毎日新聞
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