別府の認知症母絞殺:被告、殺意を否認-地裁初公判

2008年 06月 17日 (火) | Category : 大分県の介護ニュース

介護していた母親の首を手で絞め殺害したとして、殺人罪に問われた別府市中須賀東町、無職、川口真知子被告(59)の初公判が16日、大分地裁(宮本孝文裁判長)であった。川口被告は「殺すつもりはなかった」と起訴事実を否認した。


起訴状などによると、川口被告は昨年8月27日午後2時40分ごろ、自宅で介護していた母郁代さん(当時83歳)の首を手で絞めつけ死亡させたとされる。


検察側は冒頭陳述で「川口被告は約10年前から認知症などを患った母親の介護に疲れ、たびたび暴力をふるうことがあった。犯行当日は日ごろのうっ憤に加え酒を飲んだ勢いもあって激しい怒りを抑えきれなかった」と指摘。一方、弁護側は「川口被告は母親の介護で精神的肉体的に疲弊し、当時は薬とアルコールを同時に服用しており、責任能力は喪失または著しく減退していた」と主張、既に精神鑑定を請求している。


公判前整理手続きで争点は、殺意の有無▽首を絞めた行為と死亡との因果関係▽責任能力の有無▽供述の任意性--の四つに絞られている。【金秀蓮】


毎日新聞
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