千曲市の長野赤十字上山田病院が来年3月に閉院する問題でこのほど、上山田地域の在宅介護サービス事業の存続と支援を求める署名が、本院である長野赤十字病院(長野市若里)に提出された。提出したのは、「長野赤十字上山田病院在宅介護サービス事業存続・上山田地域在宅介護サービス支援を求める会」の丸山貴広会長(32)ら3人。
丸山さんは千曲市の居宅介護支援事業所「香風園」の介護支援専門員(ケアマネジャー)で、上山田地域を担当する介護支援専門員は、丸山さんと上山田病院に勤めている4人のみ。同病院が閉院した場合、丸山さんだけとなる。そこで、閉院後も在宅介護サービス事業だけでも存続させたいと7月中旬から1カ月間で署名を集め、その数は3719人にのぼる。丸山さんは先月28日にも千曲市議会に署名を提出している。
院長室を訪れた丸山さんは「上山田病院が撤退すると患者さんに選択肢がなくなる。経営が大変なのはわかるが後の医療だけなく福祉のことも考えてほしい」と話し、清澤研道院長に署名を手渡した。院長は「これだけの重みがあるので考えたい。医師がいなくても支援できることはある。行政や医師会などと協力してできることは手伝いたい」と話した。【大平明日香】
毎日新聞

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