「痴呆介護専門委員会」を提言

飯田市の第7回「高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画策定懇話会」(羽生郁久会長、25人)は6日午後3時から市役所保健センターで開き、「痴呆の介護」「健康づくりと介護予防」をテーマに意見交換した。


痴呆の介護について、委員から「介護する家族が大変」「現行の介護サービスは痴呆の役に立たないケースがある」「有効な手段が見つからず、何がいいかむずかしい」といった意見が多く出され、懇話会とは別に専門委員会を設置して調査研究してもらうよう集約した。


昨年10月に調査した痴呆の認定者の状況によると、最も手のかかる「痴呆が重度で寝たきりが軽度」の認定者が341人と認定者全体(3320人)の10.3%いる。このうち在宅が246人、施設は95人で、在宅の占める割合が高い。これに対し「痴呆も寝たきりも重度」の認定者は648人いるが、このうち在宅は323人、施設は325人で、ほぼ同じ割合。最も手のかかる認定者の介護が家族に委ねられているのが実態だ。


健康づくりと介護予防については、市が策定中の「健康いいだ21」の各部会での高齢期の現状と課題、実態調査の結果などの説明を受け、委員から「病気になってからお金をかけるのでなく、予防に使っていく考え方を」「老後をいかに生きるかの視点から考えることが大切」といった意見が出た。具体的には「エコマネーの導入」「同居生活の推奨」「休耕地を使った農作業」「市民バスなど足の確保」などの提案があった。羽生会長は「メニューが多いのはいいが、中途半端にならないよう重点的に実施することも必要」と指摘した。


平成15年度から19年度まで5カ年の第2期「高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」を策定するにあたり、市民各層から意見を聞くため、市がこの3月に設置した同懇話会も回を重ね、次回は事務局からまとめを提出してもらい意見を聞く。


南信州新聞

If you enjoyed this post, please consider to leave a comment or subscribe to the feed and get future articles delivered to your feed reader.

Comments

コメントはまだありません。

コメントをどうぞ

(必須)

(必須)