女川の認知症母殺害:「心神耗弱」と刑の減軽求める-初公判で弁護側

女川町の旅館で認知症の母を殺害したとして、殺人罪に問われた東京都中野区沼袋1、無職、米持美保子被告(54)の初公判が16日、仙台地裁(卯木誠裁判長)であった。米持被告は起訴事実を認めた。弁護人は「うつ病を発症し、心神耗弱状態だった」と述べ、刑の減軽を求めた。


検察側は冒頭陳述で、米持被告は将来を悲観して殺害を決意したと指摘。「当時、うつ病の症状は認められず、完全責任能力があった」と主張した。


起訴状によると、米持被告は昨年8月26日朝、女川町浦宿浜で自宅兼旅館を経営していた母の木村正子さん(82)の首を手で絞めて殺害した。米持被告は同4日ごろ、木村さんが認知症と診断されたため、東京の自宅で介護していた。事件当日は従業員への給与支払いのために2人で旅館を訪ねていた。【比嘉洋】


毎日新聞
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