介護していた母親を殺害したとして松阪署は18日、松阪市大津町、フリーカメラマン、大西祐紀容疑者(54)を殺人容疑で逮捕した。
調べによると、大西容疑者は17日午後9時ごろ、母親のかずさん(80)と自宅居間で口論になり、口や鼻を手で押しつけたり、和紙を口の中に詰め込むなどして殺害した疑い。「介護でストレスがたまっていた。口論をするうちに、かっとなってやった」と容疑を認めているという。かずさんは骨粗しょう症で、同居の大西容疑者が日ごろ介護をしていた。「意識を失ったことに気付かず、その場を離れ、18日午前1時ごろ戻ったら母親が倒れていたため通報した」とも供述しており、経緯を詳しく調べる。
調べでは、大西容疑者は3年前からかずさんを介護していた。かずさんの足の状態は少しずつ悪化し、今年2月ごろから市内の高齢者施設に通い始めていた。施設によると最近、大西容疑者は、かずさんの在宅介護を続けるか悩んでいる様子だったという。
関係者によると、大西容疑者は全国レベルの写真の公募展で最高賞を得たこともあるカメラマンで、和紙に写真を焼きつける手法も手がけていた。【岡大介、福泉亮】
毎日新聞

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