保険料負担感「大きい」6割 京都府内の介護サービス利用者

京都府は18日までに、2006年度の介護保険制度のサービス利用者アンケート結果を公表した。保険料の負担感が「大きい」と答えた人は約6割に上り、同年度に保険料が市町村平均で約3割アップした影響がみられた。一方、約8割の人がサービスの内容に満足しており、府は「負担感はあるが、制度は定着しつつある」とみている。


調査は要介護認定者5000人を対象に行い、35・5%に当たる1776人から回答を得た。


保険料の負担感を「やや大きい」「大きい」とした人はいずれも約3割、「普通」は4割弱だった。「小さい」「やや小さい」とした人は計2%しかいなかった。


「大きい」と答えた人の理由では、「収入が年金だけで生活が苦しい」「医療負担と重なっている」などが目立った。


サービス利用料(給付の1割)の負担感でも、「大きい」「やや大きい」と答えた人が計35%で、前年度から1・2ポイント上昇した。


このほか、サービスの内容に満足した人は前年度から微減の約8割。不満足な理由は、「利用料に比べて内容が不十分」「担当者が頻繁に替わる」などが多かった。


在宅サービスに必要なことは「介護予防」が約4割と前年度から倍増。家族介護者の支援に必要なことは「希望時に利用できるショートステイの充実」を最も多い約4割の人が望んだ。


将来の介護保険制度のあり方は、「保険料」「利用料の自己負担」の値上げを約5割の人が「不必要」とした。一方、約4割が公費の負担割合アップを求め、制度は社会全体で支えるべきと考える傾向がみられた。


京都新聞
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