20福祉施設を整備 京都市 本年度当初予算

京都市は本年度、市内20カ所で福祉施設の整備に着手する。当初予算に17億6000万円を計上し、複合施設を含め児童館を10カ所で新設するほか保育所も2カ所を改築するなど、子どものための施設整備に重点を置く。左京区では今秋から、子どもだけでなく、女性や障害者、高齢者を対象とした市内で初めての福祉複合施設も着工する。


市保健福祉局所管の福祉施設のうち、児童館は藤城児童館(伏見区)、東深草児童館(同)、妙秀児童館(北区)の3カ所を完成させ、来年度中に新設を予定している6カ所の実施設計費なども予算化した。


主に小学校敷地内に建設し、来年度に現在の107施設から117施設まで増やす。老朽化が進む共栄保育園(南区)と、つわぶき園(右京区)の2カ所の保育園も全面改築する。


一方、特別養護老人ホームは山科区の「京都積慶園(仮称・定員70人)」など3カ所、また、訪問介護ステーションは「在宅ケアセンター新大宮」(北区)など2カ所を新設するほか、知的障害者施設の「桂の泉学園」(西京区)の新設と、醍醐和光寮(伏見区)の老朽化に伴う建て替えで基本設計を行う。


児童館や障害者の就労支援、母子家庭の母親の雇用支援など六つの機能を兼ね備えた福祉複合施設「北山ふれあいセンター(仮称)」を、市民から寄付を受けた左京区の用地で着工し、2008年度に完成させる。


20施設のうち、市が事業主体の8施設に計1億4100万円を投じる。社会福祉法人などが運営する12施設に対しては、計16億2200万円を助成する。


市保健福祉局は「子育て支援で施設整備に力を入れていく。特に、不足している児童館整備を進めていきたい」としている。


京都新聞
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