高齢者の「幸せな人生」をテーマにした介護予防講演会(香川県三豊市主催)が二十日、同市詫間町詫間のマリンウェーブであり、二〇〇二年から市立西香川病院(同市高瀬町比地中)で福祉分野のアドバイザーをしているデンマークのレナ・ホーレンナー看護博士が福祉先進国におけるケアの基本方針などを紹介。健康に加え、自己尊厳の維持が重要であると訴えた。
講演会は、将来の介護者や被介護者に、高齢者介護の知識を高めてもらおうと実施。お年寄りら約五百五十人が訪れた。
ホーレンナー博士は、被介護者の意識について「不自由さをカバーしながら自分らしい人生を送ることが大切。自律を他人に任せてはいけない」とし、長すぎるベッドの上での生活などはかえって“危険”であると指摘。身体能力の維持が、けがの予防や介護費用の負担減につながるとして、足腰を鍛える体操や転倒を防止するための家庭内での注意点などを紹介した。
また、認知症になった場合についても持論を展開。早期発見が重要とした上で「(認知症になっても)できることはたくさんある。新聞などで世の中の話題に触れたり、簡単な家事をしたりすれば、病気の進行を遅らせ、意義のある人生が送れる」とアドバイスした。
四国新聞

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