明石舞子団地:再生策 高齢化対策に特養ホーム 住民の支援拠点へ

県が整備業者募集


神戸市垂水区と明石市にまたがり、高齢化・人口減が進む大規模団地「明石舞子団地」(明舞(めいまい)団地)の再生策の一環として、県は5日、特別養護老人ホームなどの高齢者施設を団地内に整備し、運営する民間事業者を事業コンペ方式で募集すると発表した。近隣にある高齢者大学や病院とも連携し、高齢化が進む団地住民の支援拠点とする。


整備予定地は団地の中心部にある県有地約3600平方メートル。以前はプールや体育館があったが、現在は空き地になっている。


事業者は用地を買い取り、▽特別養護老人ホーム(80床)▽ショートステイ施設(20床)▽デイサービスセンター▽高齢者向け住宅--を整備する。訪問介護事業所などの整備も提案できる。今年7月に用地の売買契約を締結する予定で、5年以内の施設開業を条件にしている。


明舞団地は、県と県住宅供給公社が開発し、1964年に賃貸集合住宅などへの入居が始まったニュータウン。近畿地方では大阪府吹田市や豊中市の千里ニュータウンに次いで古い。ピーク時の75年には約3万7400人が住んでいたが、05年は6割ほどの約2万3800人に減少している。65歳以上の高齢者も29・7%を占め、県平均(19・8%)を大きく上回っている。


このため、県はオールドニュータウンの再生モデルとして03年度、明舞団地再生計画を策定。06年度に民間からも案を募り、再生計画を補強していた。


今回の募集対象は、社会福祉法人か社会福祉法人を含むグループ。学識経験者や県職員らで構成する審査委員会で提案内容や用地買い取り価格などを評価する。募集要項の配布は6日から。問い合わせは県住宅計画課(078・341・7711、内線4844)へ。【川口裕之】


毎日新聞
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