小野市はこのほど、高齢者らの転倒による骨折や腰痛などを防ごうと、「おの楽らく体操」を考案した。体操は床に座りながらや、いすを利用するなどの手軽な4種類を同市が理学療法士らと開発した。65歳以上を対象とした「いきいき教室」などで指導を始めており、好評だという。(金井恒幸)
五月末現在で六十五歳以上の老年人口比率が20・3%と、小野市でも高齢化が進みつつある。要介護(六十五歳以上)の原因の三位が、転倒による骨折であることから、市はその予防が重要と判断し、体操を考案することにした。
「おの楽らく体操」には「椅子(いす)体操」「床体操」「膝(ひざ)痛予防体操」「腰痛予防体操」の四種類があり、一回十分程度。歩行の安定などのため、脚の筋肉を鍛えたり、ストレッチで柔軟性を高めたりする。いすを使った体操や床体操でそれぞれ六つのパターンがある。市は週二回からのスタートを提案し、「週二回で十歳若返る」を目標にしている。
普及のため、床体操やいすを使った体操のほか、腰痛予防では「腰のねじり」、ひざ痛の予防では「ひざ伸ばし」などの動作を紹介したチラシも作製した。保健師らが介護予防教室で配るほか、デイサービスなどの介護事業所でも配布している。
「おの楽らく体操」は、市内の「いきいき教室」で順次紹介されており、手軽にできることから、受講者におおむね好評という。十二日には、コミュニティセンターかわいで、午後一時半から教室が開かれる。市地域包括支援センターTEL0794・63・2174
神戸新聞タグ: 介護予防
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