特定非営利活動法人(NPO法人)「淡路島シャロームの会」は、淡路市久留麻で建設を計画している、認知症高齢者向けグループホームの概要をまとめた。九人までの高齢者が一単位となり、介護職員とともに共同生活する。NPO法人による運営は市内初。二月にも着工し、六月中旬の開所を目指している。(内田尚典)
同法人は昨年二月に設立され、同市久留麻の大学講師岡田光正さん(57)が理事長を務める。妻洋子さん(53)の母が認知症となり、在宅介護の大変さを実感したのがきっかけで、思い立った。
計画によると、建設地は、岡田理事長宅近くに親族が所有し、駐車場として利用されてきた敷地で、広さ約千六百二十平方メートル。木造平屋約五百五十平方メートルの施設を建てる。定員十八人で居室は七畳半の個室式。九人ずつ二グループで、それぞれ食堂や浴室などを共有する形態にする。
大阪市内からケアマネジャー資格をもつ夫婦を管理者に迎え、ヘルパー職員を置く。野菜作りや音楽療法を取り入れる。現在、洋子さんの母ら数人が入居を予定しているという。
岡田夫妻も交流に加わることにしており、「高齢社会で、家族だけで認知症高齢者を支えるのが難しくなっている。資金面は大変だが、住み慣れた地域で平穏な気持ちで暮らせるよう家庭的な雰囲気にしたい。開所前に入居者や家族同士が仲良くなれるよう音楽会をしたい」と話している。
淡路市健康増進課によると、市内の高齢者グループホームは津名、一宮地域に一カ所ずつあり、医療法人と社会福祉法人が運営している。市は第三期介護保険事業計画(二〇〇六-〇八年度)に、岩屋、北淡、東浦の三地域に一カ所ずつ設ける方針を盛り込み、公募の結果、同法人が東浦地域の事業者に決まった。同法人TEL0799・74・3583
神戸新聞タグ: グループホーム, 淡路島シャロームの会
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