高齢化が進む相生市は、高齢者の体力アップを図ろうと、六月から二カ月に一度、筋力トレーニング講座を始める。同様の講座は、他の自治体でもあるが、同市では受講に先立ち、本年度六十五歳を迎える市民全員を対象に、体力測定を実施するのが特徴。講座には、プロスポーツ選手の指導経験がある一流トレーナーを講師に招き、介護いらずの「活動的な八十五歳」を育てたい考えだ。(中西幸大)
相生市では今年、人口に占める六十五歳以上の割合を示す高齢化率が25%を超え、八年後の二〇一四年には33・6%に達する見込み。市は超高齢化社会の到来を見据え、講座を企画した。
市は、本年度、六十五歳になる市民約六百人を対象に、誕生月ごとに通知を送り、五月から毎月一度実施する体力測定への参加を呼び掛ける。歩行速度など数値に応じ、米国プロバスケットボールリーグ・NBA所属選手も指導するトレーナー、田中昌彦さん=相生市出身=が、足上げやストレッチ体操など自宅でも継続できるメニューを提供する。
また、既に六十五歳以上で希望する人に対しても、年に二回、田中さんの指導による筋力トレーニング講座を開く。
市健康福祉課は「介護生活を予防するだけでなく、自らの健康状態を見つめ直すいい機会になるので利用してほしい」としている。
神戸新聞タグ: 介護予防
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