厚労省が6日、訪問介護最大手の「コムスン」(東京都)に対し、平成23年度までの5年間、介護事業所指定の開設や更新を認めないよう都道府県に通知したことで、胆振管内の利用者への影響が懸念されている。
胆振支庁保健福祉部社会福祉課によると、胆振管内の同社施設は現在、室蘭3、登別1、伊達1、苫小牧1の4市計6事業所。訪問介護や通所介護を中心に各種介護保険サービスを提供している。
更新(6年ごと)が認められない5年の期間内に、管内の5事業所がそれぞれの実施事業ごとに更新時期を迎える。早ければ20年3月、遅くとも23年3月までに順次指定が切れる。更新時まではサービスを受けられるが、以後は受けられなくなる可能性が高い。
事業所報告によると17年度利用状況(月平均の実人数)は、少ないサービスで約20人、多いサービスで約60人が利用した。
室蘭市内3事業所では「訪問介護と訪問入浴介護」「通所介護」「訪問介護と居宅介護支援」のサービスをそれぞれ実施している。同市介護福祉課によると、今年3月現在で訪問介護131人、訪問入浴介護22人、通所介護37人、居宅介護支援26人がサービスを受けている。
同課は「(同社サービスがなくなった場合でも)総体ではほかの施設への振り替えなどで対応可能と考えるが、市内で同社しか実施していない訪問入浴介護もあり、別施設を利用することになる不安などを考えると深刻に受け止め、対処しなければならない」としている。
室蘭民報タグ: コムスン
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