デイサービス利用者が、今年も広島へ千羽鶴

室蘭・タカラデイサービスセンター(内池久美子所長)の利用者らが今年も、4000羽にも上る「千羽鶴」を完成させた。戦争のない平和な世界に―との思いが込められた折り鶴は、きょう25日、広島市の平和記念資料館に送られる。


デイサービス利用者の贄田(にえだ)カヤ子さん(90)=伊達市舟岡町=は、同資料館に千羽鶴を送り続けて約20年になる。この取り組みを知った施設利用者が、一昨年から一丸となって参加している。


今回は今年1月から作業がスタートした。指先の訓練にもなり、包装紙や広告チラシを12センチ四方に切って折るなど、約50人の利用者が協力し合った。


市総合福祉センター利用者の支援もあり、完成した「千羽鶴」は昨年より1000羽多い。約1・5メートルの長さの糸に50羽を通した束が約80本集まり、色とりどりのツルが羽を寄せ合っている。


贄田さん(90)は「広島の原爆では、多くの人が亡くなった。戦争のない平和を願って折りました」と目を細めた。労作はきょう25日に広島へ送られ「原爆の子の像」に飾られる。


室蘭民報
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