白老町の高齢化率、0.91ポイント増の25.89%に

2004年 09月 17日 (金) | Category : 北海道の介護ニュース

わが国の高齢者介護は、1963年に老人福祉法が制定された以降、70年代の老人医療費の無料化、80年代の老人保健法の制定、90年代の福祉8法の改正・ゴールドプランの制定など、人口の急速な高齢化が進む中で、時代の要請に応えながら発展してきた。

2000年4月から実施された介護保険制度は、措置から契約への移行、選択と権利の保障、保健・医療・福祉サービスの一体的提供など、わが国の高齢者介護の歴史においても時代を画す改革であり、介護保険制度の導入によって高齢者介護のあり方は大きく変容しつつある。

わが国の平均寿命は世界でも最高水準となった。高齢期は今や誰もが迎えると言ってよい時代となっており、また、高齢者となってからの人生も長い。その長い高齢期をどのように過ごすのかは、個人にとっても社会にとっても極めて大きな課題となっている。

人生の最期まで、個人として尊重され、その人らしく暮らしていくことは誰もが望むものである。このことは、介護が必要となった場合でも同じである。

そうした思いに応えるためには、自分の人生を自分で決め、また、周囲からも個人として尊重される社会、すなわち、尊厳を保持して生活を送ることができる社会を構築していくことが必要である。また、高齢者介護においても、日常生活における身体的な自立の支援だけではなく、精神的な自立を維持し、高齢者自身が尊厳を保つことができるようなサービスが提供される必要がある。

介護保険は、高齢者が介護を必要とすることとなっても、自分の持てる力を活用して自立して生活することを支援する「自立支援」を目指すものであるが、その根底にあるのは「尊厳の保持」である。

今、私たちの直面する高齢者介護の課題をとりあげたい。

20日の敬老の日にちなみ、白老町では各地区で敬老会が開かれ、お年寄りの長寿と健康を祝っている。町内の65歳以上の町民(8月末現在)は5584人で、高齢化率は25・89%。地区別の白老地区も20%を超えた。


高齢化率は前年同期に比べ0・91ポイント増。地区別では、社台26・87%(前年同期比0・99ポイント増)、白老20・63%(同0・93ポイント増)、石山36・09%(同1・3ポイント増)、萩野23・74%(同0・68ポイント増)、北吉原32・85%(同1・48ポイント増)、竹浦34・09%(同0・74ポイント増)、虎杖浜29・88%(同0・73ポイント増)となっている。


男性の最高齢は、竹浦在住者の105歳、女性は萩野在住者の102歳。100歳以上の町民は男性3人、女性4人の計7人。


町内会単位で行われている敬老会のピークは19、20の両日。町内の72歳以上の敬老会対象者(8月末現在)は3316人で、本年度は町内69カ所で行われる。


室蘭民報
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