室蘭市の特別養護老人ホーム、エンルムハイツ(祝津町)と白鳥ハイツ(白鳥台)は、7月1日から新しい入所方式を採用、従来の申し込み順から必要性の高い順へ移行する。要介護度、生活状況など4つの判定要素による1次判定と、施設関係者と部外者による入所判定委員会での総合判定方式で、介護保険制度の課題解消に努める。市広報などで周知する。
介護保険制度の「いつでも、どこでも、だれでも」との趣旨から、全国的に申し込み順でスタートした。しかし、要介護度1以上ならば誰でも入所できるため、「必要性が低くても申し込みだけを行う対象者が多く、本当に必要性の高い対象者が入所できない状況」(市介護保険課)が発生していたことが背景。
厚生労働省は全国的な状況を受けて、施設サービスを受ける必要性が高いと認められる申込者を優先的に入所するよう努めなければならない―との省令を出し、改善に乗り出している。
新しい入所方法はまず、対象者が申込用紙を施設に提出。施設が判定用ソフトに必要事項を打ち込み、「要介護度」「精神症状・行動障害状況」「介護者などの状況」「生活状況」の4つの要素を5段階で評価し1次判定する。
また、「同じ評価が出る」など、1次判定だけでは判断できない例も想定されることから、施設長や市、当該地区民生委員協議会、法人評議員の八人で構成する入所判定委員会を設置し、総合判定を行う。
2特養施設の定員は合わせて150人。4月末現在の待機者は、室蘭市内だけで約250人、この他も含めると約350人いるが、5月1日に新しい入所方法を説明した文書を送付し、理解を求めている。
室蘭民報タグ: エンルムハイツ, 特養入所, 白鳥ハイツ
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