シルバー人材センター新年会「今年も安定雇用を」

2002年 01月 20日 (日) | Category : 北海道の介護ニュース

わが国の高齢者介護は、1963年に老人福祉法が制定された以降、70年代の老人医療費の無料化、80年代の老人保健法の制定、90年代の福祉8法の改正・ゴールドプランの制定など、人口の急速な高齢化が進む中で、時代の要請に応えながら発展してきた。

2000年4月から実施された介護保険制度は、措置から契約への移行、選択と権利の保障、保健・医療・福祉サービスの一体的提供など、わが国の高齢者介護の歴史においても時代を画す改革であり、介護保険制度の導入によって高齢者介護のあり方は大きく変容しつつある。

わが国の平均寿命は世界でも最高水準となった。高齢期は今や誰もが迎えると言ってよい時代となっており、また、高齢者となってからの人生も長い。その長い高齢期をどのように過ごすのかは、個人にとっても社会にとっても極めて大きな課題となっている。

人生の最期まで、個人として尊重され、その人らしく暮らしていくことは誰もが望むものである。このことは、介護が必要となった場合でも同じである。

そうした思いに応えるためには、自分の人生を自分で決め、また、周囲からも個人として尊重される社会、すなわち、尊厳を保持して生活を送ることができる社会を構築していくことが必要である。また、高齢者介護においても、日常生活における身体的な自立の支援だけではなく、精神的な自立を維持し、高齢者自身が尊厳を保つことができるようなサービスが提供される必要がある。

介護保険は、高齢者が介護を必要とすることとなっても、自分の持てる力を活用して自立して生活することを支援する「自立支援」を目指すものであるが、その根底にあるのは「尊厳の保持」である。

今、私たちの直面する高齢者介護の課題をとりあげたい。

室蘭市シルバー人材センター(高橋貢理事長)の平成14年新年交礼会が19日、室蘭市中島町の室蘭パレスホテルで開かれ、長引く経済不況下、安定雇用を誓い合った。


会員や賛助会員、来賓ら約140人が出席。高橋理事長が「長期化する不況、高まる失業率の中、会員の堅実で正確な就業のおかげでセンターとしては就業率、会員数ともに右肩上がり。今年も安全第一で努力を」とあいさつ。引き続き、来賓の新宮正志室蘭市長、阿部勝好室蘭市議会議長が祝辞を述べた。


この後、昨年募集の安全標語で特選を獲得した会員3人に対する表彰式が行われた。参加者らは抽選会やカラオケ、ダンスなどを楽しみながら、新年を祝っていた。


室蘭民報
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