バリアフリー化の方策論議、まず現況マップ作製

2001年 09月 24日 (月) | Category : 北海道の介護ニュース

わが国の高齢者介護は、1963年に老人福祉法が制定された以降、70年代の老人医療費の無料化、80年代の老人保健法の制定、90年代の福祉8法の改正・ゴールドプランの制定など、人口の急速な高齢化が進む中で、時代の要請に応えながら発展してきた。

2000年4月から実施された介護保険制度は、措置から契約への移行、選択と権利の保障、保健・医療・福祉サービスの一体的提供など、わが国の高齢者介護の歴史においても時代を画す改革であり、介護保険制度の導入によって高齢者介護のあり方は大きく変容しつつある。

わが国の平均寿命は世界でも最高水準となった。高齢期は今や誰もが迎えると言ってよい時代となっており、また、高齢者となってからの人生も長い。その長い高齢期をどのように過ごすのかは、個人にとっても社会にとっても極めて大きな課題となっている。

人生の最期まで、個人として尊重され、その人らしく暮らしていくことは誰もが望むものである。このことは、介護が必要となった場合でも同じである。

そうした思いに応えるためには、自分の人生を自分で決め、また、周囲からも個人として尊重される社会、すなわち、尊厳を保持して生活を送ることができる社会を構築していくことが必要である。また、高齢者介護においても、日常生活における身体的な自立の支援だけではなく、精神的な自立を維持し、高齢者自身が尊厳を保つことができるようなサービスが提供される必要がある。

介護保険は、高齢者が介護を必要とすることとなっても、自分の持てる力を活用して自立して生活することを支援する「自立支援」を目指すものであるが、その根底にあるのは「尊厳の保持」である。

今、私たちの直面する高齢者介護の課題をとりあげたい。

公園のバリアフリー化を考える「亀田記念公園整備にかかる意見を聞く会」の第1回会議が22日、若草つどいセンターと同公園で開かれ、現地視察をした上で、意見を出し合いながら現況マップづくりを行った。


同公園は昭和57年、市に寄贈され、市民憩いの場として人気のスポット。西富岸川の河川改修工事、道路工事により、公園施設の一部移転、改修が必要となっている。市では公園整備に当たってトイレ、散策路の段差解消などバリアフリー化を図る意向で、これに先立ち、広く市民の意見を聞く方針。


メンバーは、バリアフリーのネットワークを目指す「つばさの会」をはじめ、登別市身体障害者福祉協会、視力障害者協会、自然愛好グループ・ヨシキリの会など22人で構成。「公園部会」「河川部会」といった2つの部会を設けた。


第1回の聞く会にはメンバーのうち15人が参加。初めに、「公園を知ろう」と現地を訪れ、現状を把握した。この後、若草つどいセンターに戻り、道、市から河川、道路、公園整備などの方針が説明された。視察を通して、公園のいい所、悪い所など出し合い、マップの作製に取り組んだ。


作業を進めながら「マナー啓発用の看板を設置しては」「コミュニケーションの場、情報発信の場が必要では」「木登りできる木を残してほしい」など活発に意見を出し合っていた。


次回からは施設の配置など絞り込みの作業に入り、今後、会議を3回程度開き、12月までに計画書をまとめたい考え。


室蘭民報
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