介護予防に効果的な運動や体操を学ぶ

2007年 11月 28日 (水) | Category : 青森県の介護ニュース

わが国の高齢者介護は、1963年に老人福祉法が制定された以降、70年代の老人医療費の無料化、80年代の老人保健法の制定、90年代の福祉8法の改正・ゴールドプランの制定など、人口の急速な高齢化が進む中で、時代の要請に応えながら発展してきた。

2000年4月から実施された介護保険制度は、措置から契約への移行、選択と権利の保障、保健・医療・福祉サービスの一体的提供など、わが国の高齢者介護の歴史においても時代を画す改革であり、介護保険制度の導入によって高齢者介護のあり方は大きく変容しつつある。

わが国の平均寿命は世界でも最高水準となった。高齢期は今や誰もが迎えると言ってよい時代となっており、また、高齢者となってからの人生も長い。その長い高齢期をどのように過ごすのかは、個人にとっても社会にとっても極めて大きな課題となっている。

人生の最期まで、個人として尊重され、その人らしく暮らしていくことは誰もが望むものである。このことは、介護が必要となった場合でも同じである。

そうした思いに応えるためには、自分の人生を自分で決め、また、周囲からも個人として尊重される社会、すなわち、尊厳を保持して生活を送ることができる社会を構築していくことが必要である。また、高齢者介護においても、日常生活における身体的な自立の支援だけではなく、精神的な自立を維持し、高齢者自身が尊厳を保つことができるようなサービスが提供される必要がある。

介護保険は、高齢者が介護を必要とすることとなっても、自分の持てる力を活用して自立して生活することを支援する「自立支援」を目指すものであるが、その根底にあるのは「尊厳の保持」である。

今、私たちの直面する高齢者介護の課題をとりあげたい。

青森県おいらせ町のイオンモール下田で25日、県介護予防キャラバンが開かれ、参加者が介護予防に効果的な運動や体操について楽しく学んだ。


この企画は、県理学療法士会の主催で、初めての実施。同町の介護予防教室の受講者や県内の介護・福祉団体の関係者らが参加した。


手足の筋力や体のバランス、歩行中の方向転換や移動の能力などを測定するコーナーが設けられ、参加者が体験した。続いて、測定結果を基に必要な運動・体操について理学療法士から助言を受け、手軽にできるストレッチや筋力トレーニングなどの方法を学んだ。


「筋肉を意識しながら運動しよう」と題した講話もあり、八戸市の理学療法士狐森光司さんが肩凝りや腰痛を和らげ、転倒予防にも効果のある筋力トレーニングの大切さを強調した。また、同町のボディービルダーの宮古玲憲さんが鍛え上げられた体を披露し、首回りや腹、太ももなど各部位の筋肉の名前や働きを説明した。


同市のスポーツジムトレーナー上沢尚志さんは、脳と体を活性化させるストレッチ体操を紹介。全員で「さくらさくら」などの童謡を歌いながら、指を折ったり腕を大きく上げたりして、全身を動かした。


デーリー東北
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