1. 女性医師の年収の相場を年齢や経験ごとにチェック

女性医師の年収の相場を年齢や経験ごとにチェック

「お金よりも、やりがいや社会貢献が最も重要である」と、医療従事者には考えてもらいたいものですし、実際にそのような気持ちで日々の業務に勤しんでいる医師が大半であると信じています。

しかし、最重要要素がやりがいや社会貢献なのであって、お金が一切重要ではないと考える医師は少ないでしょう。
その考え方は、誰も否定はできません。ボランティアではないのですから。

女性医師の年収相場は男性に比べてどの年代も低い傾向

女性医師の年収相場は950万円弱程度と言われています。
これは、地域や働き方を考慮せず、女性の医師の年収を平均した時の額。

勤務医に限って見てみると、平均年収は870万円ほどとなっており、若干安くなりますが、これはクリニック勤務などで多くの収入を得ている女性の医師を除いているため。

女性の医師全体で見ると、5年未満の経験でも平均年収は700万円を超えますが、勤務医の平均年収が700万円を超えるのは35歳以降のこと。

女性の医師全体では経験が10年を超えると年収相場も1000万円を超えてきます。
一方、勤務医では45歳以降に1000万円を超える人が多数となり、年齢によってどちらも年収はアップしていくものの、やはりどうしても差が出てきてしまうようです。

ちなみに、男性医師と比べても女性医師は、どの年代も年収の相場が低い傾向にあります。
この差を埋めていくことも医療業界全体の課題として考える必要があるでしょう。

女性の場合、結婚や出産、子育てによって現場から離れることも多く、子育てが一段落してから復職したとしても、そこからはしばらく年収が上がりにくい現状もあるようです。
ブランクがあれば、それを取り戻すまでは給与面でも少々我慢が必要となるのかもしれません。

年収の相場額の基準を頭に入れながら転職を検討

転職を考えた時、キャリアアップや転科、環境を変えることとともに、年収アップを視野に入れて求人情報をチェックすることは、何もおかしなことではないでしょう。

ただ、年収の相場を知っておかなければ、基準を持つことができません。
基準を持たなければ、自分の価値観のみで求人情報を選別してしまい、間違った転職をしてしまうリスクも出てきます。

上記で示した年収額、あるいは立場や年齢、経験によって異なる年収の差などを頭に入れながら転職を検討しましょう。
また、医師が不足している地域では収入が高くなる傾向もあるので、そのあたりも考慮したいところ。

勤務医の方が年収は下がる傾向がありますが、その他の仕事で副収入が望めること、クリニックでの勤務にもリスクがあることなども忘れないようにしてください。