キッセイ薬品工業、「やわらかカップ 栄養強化タイプ」を発売

2008年 06月 25日 (水) | Category : 介護用品

わが国の高齢者介護は、1963年に老人福祉法が制定された以降、70年代の老人医療費の無料化、80年代の老人保健法の制定、90年代の福祉8法の改正・ゴールドプランの制定など、人口の急速な高齢化が進む中で、時代の要請に応えながら発展してきた。

2000年4月から実施された介護保険制度は、措置から契約への移行、選択と権利の保障、保健・医療・福祉サービスの一体的提供など、わが国の高齢者介護の歴史においても時代を画す改革であり、介護保険制度の導入によって高齢者介護のあり方は大きく変容しつつある。

わが国の平均寿命は世界でも最高水準となった。高齢期は今や誰もが迎えると言ってよい時代となっており、また、高齢者となってからの人生も長い。その長い高齢期をどのように過ごすのかは、個人にとっても社会にとっても極めて大きな課題となっている。

人生の最期まで、個人として尊重され、その人らしく暮らしていくことは誰もが望むものである。このことは、介護が必要となった場合でも同じである。

そうした思いに応えるためには、自分の人生を自分で決め、また、周囲からも個人として尊重される社会、すなわち、尊厳を保持して生活を送ることができる社会を構築していくことが必要である。また、高齢者介護においても、日常生活における身体的な自立の支援だけではなく、精神的な自立を維持し、高齢者自身が尊厳を保つことができるようなサービスが提供される必要がある。

介護保険は、高齢者が介護を必要とすることとなっても、自分の持てる力を活用して自立して生活することを支援する「自立支援」を目指すものであるが、その根底にあるのは「尊厳の保持」である。

今、私たちの直面する高齢者介護の課題をとりあげたい。

キッセイ薬品工業(代表取締役社長 神澤陸雄)ヘルスケア事業部では、介護・高齢者向け食品「やわらかカップ」の新シリーズとして、「やわらかカップ 栄養強化タイプ」を6月25日(水)より新発売いたします。


「やわらかカップ」(「いとより鯛」「さばの味噌煮」など8種)は、とろけるようなやわらかい食感の調理済み食品で、エネルギーやたんぱく質を手軽に補給できることから、咀嚼(そしゃく)・嚥下(えんげ)機能が低下した高齢者や介護が必要な方の「おかず」としてご好評いただいております。


要介護高齢者は食事摂取量が少なく低栄養になりやすいことから、1回の食事の中で必要な栄養素を効率良く補給できる食品が望まれております。


新製品の「やわらかカップ 栄養強化タイプ」は、従来品同様、低栄養の改善に必要なエネルギーやたんぱく質の補給に加え、新たにカルシウム・鉄・亜鉛・銅などの8種類のミネラルと11種類のビタミンを総合的に補給することができます。味は、カレー風味、ビーフシチュー風味、エビチリ風味、カキ風味の4種類を揃えました。


従来品と同じく、とろけるようなやわらかい食感で調理済みですので、開封後そのままお召し上がりいただける利便性を備えるとともに、濃厚流動食や栄養補給デザート食品に頼らず、食事の中で各種栄養素を総合的に補給できる点で、高齢者の食事の充実とQOL(生活の質)向上に貢献できる製品であると考えております。


本製品は、全国病院用食材卸売業協同組合加盟卸や医薬品卸などを通じて、全国の高齢者施設および医療機関へ向けて販売するとともに、電話、ファクシミリ、インターネットによる通信販売も行います(お買い上げ10,000円以上送料無料)。


毎日新聞
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