ピジョンタヒラ:浴室内専用車いす「座位安定シャワーキャリー」

2008年 05月 09日 (金) | Category : 介護用品

わが国の高齢者介護は、1963年に老人福祉法が制定された以降、70年代の老人医療費の無料化、80年代の老人保健法の制定、90年代の福祉8法の改正・ゴールドプランの制定など、人口の急速な高齢化が進む中で、時代の要請に応えながら発展してきた。

2000年4月から実施された介護保険制度は、措置から契約への移行、選択と権利の保障、保健・医療・福祉サービスの一体的提供など、わが国の高齢者介護の歴史においても時代を画す改革であり、介護保険制度の導入によって高齢者介護のあり方は大きく変容しつつある。

わが国の平均寿命は世界でも最高水準となった。高齢期は今や誰もが迎えると言ってよい時代となっており、また、高齢者となってからの人生も長い。その長い高齢期をどのように過ごすのかは、個人にとっても社会にとっても極めて大きな課題となっている。

人生の最期まで、個人として尊重され、その人らしく暮らしていくことは誰もが望むものである。このことは、介護が必要となった場合でも同じである。

そうした思いに応えるためには、自分の人生を自分で決め、また、周囲からも個人として尊重される社会、すなわち、尊厳を保持して生活を送ることができる社会を構築していくことが必要である。また、高齢者介護においても、日常生活における身体的な自立の支援だけではなく、精神的な自立を維持し、高齢者自身が尊厳を保つことができるようなサービスが提供される必要がある。

介護保険は、高齢者が介護を必要とすることとなっても、自分の持てる力を活用して自立して生活することを支援する「自立支援」を目指すものであるが、その根底にあるのは「尊厳の保持」である。

今、私たちの直面する高齢者介護の課題をとりあげたい。

ピジョンタヒラ(本社:東京、社長:田中公義)は、老人ホームやデイケアサービスセンターなどの介護施設で使用する浴室内専用車椅子「座位安定シャワーキャリー」を5月9日(金)より全国で新発売いたします。


今回発売する「座位安定シャワーキャリー」は、座位の重心をお尻から背中側へ移動させたことにより、従来のものより安全に安心してシャワー浴ができます。サイズは全幅495mmのコンパクトサイズのため、狭い浴室でも扱いやすく、スライド式アームサポートやスィングアウト式フット・レッグサポートを採用することで、移乗がしやすく、介護の負担を軽減します。


シャワーキャリーを使用する施設は、全国の施設(老人ホーム、デイケアサービスセンターなど)や病院などが中心です。全国に約5100軒ある特別養護老人ホームでのシャワーキャリーの利用率は、現在60%以上(ピジョン調べ)です。近年、高齢化が進む日本での今後の利用率は、年々増加すると思われます。


<商品特長>


1.座位を安定させるシートを採用
座面傾斜角度を7度にしたことで、前に滑り出すことがなく、深く腰掛けることが出来ます。また、背もたれ部のバックサポートパッドは、やわらかいウレタン発泡素材を採用し、さらに両サイドが内側に丸みを帯びていているため、背中をしっかりホールドし、安定した座り心地です。


2.ひじ部のスライド収納機能・足部のスィングアウト機能
アームサポートが座面の位置まで下がり、車いすから横にスライドして簡単に移乗することが出来ます。また、足部は、左右にわかれたレッグサポートベルトが奥側と内側をサポートし足を安定させます。そして、フット・レッグサポート部が外側に開くことで、足元の空間が広くなり移乗介護が無理なく行えます。


3.全幅495mmのコンパクトサイズ
狭い浴室や施設での複数の方の入浴でも扱いやすい大きさです。


4.トイレポット取り付け可能
座面下のトイレポット(別売り)を取り付けられるので、入浴時の排泄に便利です。


5.前方ハンドル付き
前方ハンドルを握ることで、安心してシャワー浴ができます。


6.後輪ハイポリマータイヤ採用
チューブタイプとは違い、パンクの心配や空気入れの手間がありません。


毎日新聞
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