K―factoryが排泄処理機の代理店網構築

2008年 03月 19日 (水) | Category : 介護用品

わが国の高齢者介護は、1963年に老人福祉法が制定された以降、70年代の老人医療費の無料化、80年代の老人保健法の制定、90年代の福祉8法の改正・ゴールドプランの制定など、人口の急速な高齢化が進む中で、時代の要請に応えながら発展してきた。

2000年4月から実施された介護保険制度は、措置から契約への移行、選択と権利の保障、保健・医療・福祉サービスの一体的提供など、わが国の高齢者介護の歴史においても時代を画す改革であり、介護保険制度の導入によって高齢者介護のあり方は大きく変容しつつある。

わが国の平均寿命は世界でも最高水準となった。高齢期は今や誰もが迎えると言ってよい時代となっており、また、高齢者となってからの人生も長い。その長い高齢期をどのように過ごすのかは、個人にとっても社会にとっても極めて大きな課題となっている。

人生の最期まで、個人として尊重され、その人らしく暮らしていくことは誰もが望むものである。このことは、介護が必要となった場合でも同じである。

そうした思いに応えるためには、自分の人生を自分で決め、また、周囲からも個人として尊重される社会、すなわち、尊厳を保持して生活を送ることができる社会を構築していくことが必要である。また、高齢者介護においても、日常生活における身体的な自立の支援だけではなく、精神的な自立を維持し、高齢者自身が尊厳を保つことができるようなサービスが提供される必要がある。

介護保険は、高齢者が介護を必要とすることとなっても、自分の持てる力を活用して自立して生活することを支援する「自立支援」を目指すものであるが、その根底にあるのは「尊厳の保持」である。

今、私たちの直面する高齢者介護の課題をとりあげたい。

介護製品を取り扱う、K―factory(本社名古屋市中区錦一ノ八ノ四六、坂田千恵社長、電話052・220・5868)は、全自動排泄(はいせつ)処理機「マインレット夢」を取り扱う代理店網の構築に乗り出す。専用の紙おむつに取り付けたカップ内にセンサーが組み込まれており、排泄を感知すると同時に吸引、洗浄まで行う。要介護者の尊厳を確保するとともに、介護する側の負担を軽減し、より質の高い介護に振り向けてもらうのが装置普及の狙い。同社では、愛知、岐阜を中心に各県五社程度の代理店を構築していく。


中部経済新聞
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